2010年04月

Chez tomo (シェ・トモ) ~白金にあるフレンチレストラン

大型連休、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

どこも旅行へ行く計画もなかったので、せめて美味しい食べ歩きでもしようかということになり、
前から行ってみたかった、白金にあるミシュラン1つ星の「Chez tomo (シェ・トモ)」へ行ってきました。

白を基調としたシンプルモダンな店内。
ホテルマンを思わせるサービスの方に席まで案内していただきました。

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テーブルにセットされたサービスプレートの上にナプキンが置いてあるのですが、それを手で取り上げたとき現われる中央に描かれた小さなパプリカのイラスト。パートナーのお皿にはナスが描かれておりました。
思わず笑顔になる演出です。
よくよく見るとテーブルフラワーの器にも蛙がちょこんと着いていたり、会話を弾ませる遊び心が散りばめられているようです。

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魚の形をした可愛らしいカトラリー

そんな中で運ばれてきた「生ウニの貴婦人風」はウニの殻を器にした、見た目にもインパクト強い一皿。
生ウニ、ウニのソース、卵が絡み合った濃厚なソースがとても美味しく、フレンチらしいスタートです。

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一緒に運ばれてきたパンは二種類で、丸パンが自家製パンとのこと。
香ばしい香りのするソフト系全粒粉のパン。そしてバゲットは「パンテコ」(レストランやカフェなどへの卸売り中心のパン屋さん)のものでした。

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パンのお供に大理石のプレートで出されたのは、シェ・トモのロゴが押印されたエシレのバターと豚のリエット。
このくらいの角切りで出されるととてもお洒落な感じです。

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選べる前菜メニューは6種類ほどで、定番メニューが3品、季節メニューが3品というような構成でした。
パートナーは「桜マスとアボカドのタルタル(季節メニュー)」

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ジェノベーゼソースを枯山水のように描いた中央に美しい配色のタルタル。
明らかにパートナーの選んだものの方が女性受けするような手の混んだ美しいお皿。

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悩んだ末に選んだのは「阿寒湖産のワカサギのソテー バスク風 (季節メニュー)」だったのですが、
ストウブの中にワカサギが油の中を6匹も泳いでおり、ストウブごと、オーブンに入っていたのを出しただけのように見える「男らしい」料理。笑
ところが、食べてみると、これが見た目以上に美味しい♪
丸ごといただけるワカサギには苦味が全く無く、唐辛子とローリエで味と香りを移した油を絡めていただくと、また美味しく。
素材の良さを感じられる一皿でした。

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季節の有機野菜 28種の盛り合わせ

透明なガラスの上に整然と並んだ色彩豊かな野菜たち。
まるで食物図鑑のようです。

見た目にわかりやすい野菜から一見しただけではわからない野菜まで。
しかもそれぞれの野菜に合う調理方法で仕上げられているというから
手間がかかってますよね。

これは何だろう?と一つ一つ食べる楽しみ。会話を盛り上げるお皿です。

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季節のポタージュ(かぼちゃ)

これまた濃厚なかぼちゃのスープ。誰もが好きな味です。

メインも6種類くらいから選べ、定番3皿、季節メニューが3皿といった構成。

「地魚と海老のクネル 白ワインのクリームソースグラタン仕立て ポールボキューズ風(フランスリヨンの郷土料理)」

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リヨンに行ったときに、ポールポキューズのセカンドで「クネル料理」を食べたんですよね。
そんなわけで食べ比べてみたくなり、選んでみました。
見た目は確かにポールポキューズ!
リヨンでいただいたクネルは卵白が多くハンペンのようなスフレのような食感でしたが、こちらのはプリプリッとした食感。
あくまでも「~風」なので、そうゆう雰囲気に仕上げながらも日本人好みになるようにアレンジをしているのでしょう。ソースがまた良い味を出してます。

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「フランス産ウサギの背肉のロースト フォアグラを巻き込んだバラ肉を添えて(季節メニュー)」

菜の花が一緒に巻き込まれていて、季節を感じます。
春野菜の苦味とフォアグラの甘みが不思議と好相性のようです。

デセールでは・・・
素材のプレートを見せながら、これがこうゆうデザートになる、ということを説明してくれます。
このうち、定番は「バローナを使ったガトークラシック、チョコレートムース」「ブリオッシュのパンプディング」で、季節のものとして、日向夏のシャーベット、桜の花の塩漬けを使ったヌガー。

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定番の二つを選び・・・

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普段、私は甘いチョコレートよりも、フルーツ系のサッパリとしたデザートを選ぶことが多いのですが、
これはそれほど甘くないので、とっても美味しくいただけました♪

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最後のコーヒーのときに、プレートにのせたクグロフやカヌレなどの焼き菓子を勧めてくれます。
お腹一杯なはずなのに、カヌレプラムのファーブルトン
プラムと生地に染み込んだラム酒が、シンプルに美味しい♪

これだけ食べて、その間、シャンパン、ワインなど一人3杯くらい飲んで二人で2万円くらい。
もともとのコース料理が夜でも5780円とは破格です!
ミシュラン1つ星でも値段の設定は変えずに、より多くの人に味わってもらいたいというシェフの気持ちだそうです。

テラスの大きな窓が素敵なので、今度はランチに伺いたいお店です。

chez tomo フレンチ / 広尾駅白金台駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


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