2017年02月

ボローニャ ⑤お隣り町のモデナ 世界一のディナー

モデナへ来た最大の目的。
それは「The World's 50 Best Restaurants」で輝かしく1位を獲得したミシュラン3星の「OSTERIA FRANCESCANA」で食事をするためでした。

日本から予約を入れた時点ではどの日にちもキャンセル待ちとなっており、ウェイティングリストに入れてもらっていたのですが、すっかりと諦めていたイタリアへ出発する2日前。
電話がかかってきて、予約OKとの嬉しい知らせをいただいたのでした。

17022841.jpg

栄える大通りから一本入った、比較的静かなところにお店はありました。
イタリアの夕食は遅く、20時から。

17022842.jpg

フランチャコルタで乾杯♪

17022843.jpg

テーブルとテーブルのスぺースは結構離れており、ゆったりとした感じがさらに好印象です。
(この後、テーブルは全て埋まりました)

17022844.jpg

コースは二つあり「Tradition in Evolution」と「Sensation」

後者がモダンなコースということで、後者を選択しました。

まずはアミューズから。

17022846.jpg

17022847.jpg

17022848.jpg

器もそれぞれ素敵です♪
チップスに、マカロン、アイスなど、見た目からは食後のプティフルールのよう。
食べてみると、パルメジャーノだったり、パプリカだったりと驚きの連続からのスタートです。

17022845.jpg

17022849.jpg

アミューズの時点で自家製パンも次から次へとテーブルに運ばれてきて、最初のカンパーニュは食べていないうちにいつの間にか下げられて、あ~残念!

17022850.jpg

プチパンに代わってましたが、こちらも食べきれないほどの量でびっくりです。

Insalata di mare

17022851.jpg

中には甲烏賊のマリネ。イカ墨とワタとが絡み合い、とっても美味。

Sogliola mediterranea

17022852.jpg

食べ物をどう加工したらこうなるのだろう??
白の海藻のチップと舌平目のいろいろな調理法を一つにした一皿。

Foie gras merinato nel miso in essenza di funghi

17022853.jpg

和食を思わせるお皿の登場。
30日味噌に漬けこんだフォアグラとポン酢や出汁のきいた海藻サラダ。

Verde su marrone su nero

17022854.jpg

一皿に3色3つのテイストを盛り込んだリゾット。
黒は牡蠣とイカ墨、茶色はポルチーニ、緑は冬野菜。
それぞれ食べても、混ぜて食べても美味な一皿。

17022855.jpg
17022856.jpg

Una ceviche in inverno, a Modena

17022857.jpg

モデナ風セビーチェ。
入ってるのは魚のマリネではなく、セロリ、南瓜、菊芋、ポルチーニなど。

Passantelli come pizza

17022858.jpg

ピザのようなパスタ。
クリアなトマトのスープにニンニクやバジルがきいていて、トータルで食べるとピザの味になる、という
驚きな発想!

Cinque stagionature del Parmigiano Reggiano in diverse consistenze e temperature

17022859.jpg

5種類の熟成パルメジャーノをいろいろな温度とテクスチャで。

熟成24年…クリーム
熟成30年…ソース
熟成36年…ムース
熟成40年…ガレット
熟成50年…泡

んー、ただただ、すごいなーという驚き。

A volte germano,a volte pernice, ma anche bollito

17022860.jpg

いよいよメイン。
鴨肉のテリーヌ、アランデュカスの店で初めて覚えた鴨の血のソースを使ったもの。
緑のソース、唐辛子のソース、マスタードソースとPOPな盛り付けも可愛いー。

17022861.jpg

17022862.jpg

茶わん蒸しのようなカップと、フードロスの精神からライ麦パントリュフの香りを染み込ませたパンが付け合せとして供されました。
盛りだくさん!

Tiramizucca

17022863.jpg

カボチャトティラミスの造語でその二つをミックスにした新たなお皿。

Mela

17022864.jpg

焼きリンゴ キャラメリゼされて皮がパリパリ!

17022865.jpg

フォアグラ、リンゴムース、ここに来てさらにトリュフ♪

Pop corn

17022866.jpg

17022867.jpg

これまた面白い演出!
中身は食べてのお楽しみー。

Oops! Mi e caduta la crostata al limone

17022868.jpg

こちらのスペシャリテだそうで、失敗を成功に変える発想がすごいし、おおらかだなぁと思ってしまいます。

Croccantino di foie gras

17022869.jpg

最後のお茶菓子ですが、ここでもフォアグラ♪
このお皿も独創的!

たくさんのお皿、全てが目の保養と心と経験の栄養となりました。

食事終了は23:15!
帰りはボローニャへ電車で帰る(終電が0:01)ので、最初にその主旨を伝え、マキで(笑)お料理をお願いしておいて良かったです。

タクシーを呼んでもらっている間、なんと、厨房に案内していただきました。
もう他のテーブルもお料理はほぼ終わっていたらしく、最後のドルチェを準備しているところでしたが、
火周りなどは既に綺麗になっており、スタッフももう既に寛いだ様子。
全員で集合写真も撮影してもらったのですが、そちらは割愛、笑。

17022870.jpg

この日は、トップのマッシモさんとスーシェフである日本人のシェフがあいにく出張中だったのですが、冗談言い合ったり、笑い合ったり、とても明るい厨房でした。

良い環境が良いものを作り出すのでしょうね。

お土産にマッシモさんの名前の入ったバルサミコ酢をプレゼントしてくださいました。
最後まで素敵なおもてなしを受け、最高な1日の締めくくりでした。

心配していた帰りの電車は遅れることなく、ホームに入り、定刻通り出発。
お店のスタッフの方たちはイタリアの電車がどうせ遅れるから慌てて出なくても大丈夫だよ!と笑っておりましたが、ベネチアでも定刻通りでしたし、最近のイタリアの列車は競合会社が増えた関係で以前ほど遅れることがなくなったらしいですよ。

夜にディナーを入れるなら、モデナに滞在をするのが最適だったかもしれませんね。

次回があるなら、季節の良い時に車でこの辺りを巡りたい…
行けば行ったで欲深さが増すばかりですね。笑
スポンサーサイト