アマルフィからラヴェッロへ ④

町の入口からほど近いところに、音楽祭の会場でもあるルフォロ荘(Villa Rufolo)があります。

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1200年代後半に貴族のルフォロ一族によって建てられた邸宅と庭園だそうですが、1880年5月に作曲家ワーグナーがここを訪れ、ルフォロ庭園から受けたイメージをもとに最後のオペラ作品「パルジファル」の第二幕「クリングゾールの魔法の園」を完成させたことが「音楽の町」と呼ばれる由縁となっているのだそう。

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塔の内部からそれらしき音楽が聞こえ・・・
中に入ってみると、毎年6月~9月、町を挙げての音楽祭、Ravello Festival(ラヴェッロ・フェスティバル)の様子が放映されておりました。

その特設ステージはどこにあるかというと・・・

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海にせり出すような形で設置されておりました。

海風が心地よい、アマルフィ海岸を見渡せるこの場所で音楽を楽しめるなんて…
想像しただけでも鳥肌が立ちます。

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すっかり陽も傾き、私たちが建物の外へ出る頃には、音楽祭のチケットを持ったエレガントな装いの紳士淑女がたくさん集まっておりました。

ですが、また異様な警備態勢とカメラマンたち。
どうやら、国の重鎮が音楽祭に招待されていたみたいです。
昼間からの厳重体制やデモはその関連かと納得。

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それを待つ観衆の中をなんとか通り抜け、バス乗り場に来たものの、駐車しているのは報道車ばかり。
近くにいた警官に聞いてみると、バスは政府の要請によりここへは来ない…と

え?

アマルフィまでとても歩けない距離ですし、この場所からも道のあちらこちらに警察がいるのが見渡され・・・

えーーーー?

タクシーさえも来る気配が・・・ない!

えーーーーーーーーー?

さらに聞き込み調査をすると、数キロ先のSCALAからバスが出てるという。
行きに通ってきた場所でもあり、幸い下るのみだから…
数キロ歩いてようやくバス停にたどり着き、アマルフィ行きのバスに乗れたのでした。

ほっ。

その途中でラヴェッロと谷を挟んだ反対側でバスの運転手さんが時間調整のために休憩・・・という。

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丘の上に横長に広がるのがラヴェッロの町

予想外に隣町でミニ観光というちょっとお得な帰り道なのでした。

アマルフィからラヴェッロへ  終わり。
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