山形の予約の取れないレストラン アル・ケッチャーノ 

大型連休の前半。
予約の取れない「アル・ケッチャーノ」の予約が取れたので、急遽、山形庄内への旅行を決行!

車で行くか、新幹線で行くか迷いましたが、ギリギリで飛行機が取れ、庄内空港へ向かったのでした。

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春の訪れが遅れた山形では桜が満開!
そんな景色はこちらをどうぞ。→ クリック
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庄内地方で採れる野菜が描かれたウェルカムプレートは裏返すと「藤沢カブ」とかかれておりました。

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ご近所の方が作ってくれたのだとか。
やはり地元の方々にも愛されているお店のようです。

さて、夜のコースは3種類あったのですが、
せっかくですから!!と奮発してシェフのお任せ10000円のコースに♪

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長いコースとなりますから、スプマンテをボトルでいただき、スタートしました。
(以下、料理名は正式名ではありません)


○湯引きした真鯛 沖縄の塩

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奥田シェフが沖縄へ行った際に購入したという深い濃紺の琉球ガラスのお皿。
その上に塩を散りばめると、まるで深海や銀河を想像させるような美しさ。

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永遠、未知、わくわく、ドキドキ。
スタートにピッタリの演出です。

○ほうぼうのパスタ キャビア

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冷製パスタでシンプルにレモン、オリーブオイル、イタリアンパセリの味付け。

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塩分にキャビアとは素材がとっても贅沢!

○つぶ貝と山ウドのタルタル

山ウドは特徴ある山菜ですが、白い山ウドは誰もがすんなりといただける美味しさですよね。
つぶ貝がコリコリ、ウドがシャリシャリと食感が楽しめるお皿です。
スコップ型スプーンがキュート♪

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○イワナのチップ ニジマスのテリーヌ仕立て ハーブとともに

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スモークされたイワナチップや、ディル、シャンツアイなど個性の強いものを合わせた川魚編。

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さっぱりとした夏向きなテイストです。

○自家製フォカッチャ

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隣のイル・ケッチャーノで焼き上げている大きなフォカッチャ。
お客様のお好みのサイズで売ってくれるので、気に入ったらお隣で購入して帰れます♪

運びがゆっくりというのもあり、白ワインへ突入!

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○ホタルイカ バーニャカウダ風 

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前半の冷製はどれもさっぱりとした味わいでしたが、ここでようやく温製登場!
ホタルイカの肝をバーニャカウダソースのように仕立てたお皿で、紫色のカタクリの花、うるいとともに。

○サクラマスのルイベ

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砂糖と水でマリネしたサクラマスのルイベは表面がパリッと、中はレアで、とても美味。
オレンジやディルと合わせて、こちらも夏向きなお皿です。

○釣鐘人参とフグ はえぬき庄内米リゾット

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フグの旨味が米にいきわたったリゾットです。
釣鐘人参とは「トトキ」とも言われる山菜の一種で根が朝鮮人参のような形をしているのだそう。
その葉はなんとなく人参のような味が…

○ヤナギカレイとアマドコロ 

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アマドコロは漢方などにも使われる苦味のある山菜。
遠赤外線で調理したという、治療法のような(笑)。
つまりは干し野菜のようなもので、苦味はほとんど感じられなくなっておりました。
お魚はやはり美味ですねー♪

○月山の筍 フェンネル 月桂樹 カルダモン

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こちらは焚火のような。カルダモンと月桂樹で香り付けされたこれまた個性的なお皿。

フェンネルも独特なハーブですがグラスにするとパリパリホロホロ、面白い食感。
筍のインパクトよりもフェンネルが印象的(笑)。

○庄内浜で水揚げされた鯛 鳥海山の水と塩

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湯引きした鯛を薄めの塩水の海に泳がせて。
最初は素材本来の味を楽しみ、その後に、グラスにしたこごみを混ぜて、グリーンのスープを楽しむというもの。

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最初の塩水にはほとんど鯛の出汁というのが感じられなかったので、早々とグリーンスープに仕立てていただきました。

○庄内浜の渡り蟹 手打ちタリアテレ

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庄内町で採れたセルバチコ(ルッコラの野生種)とともに。
お隣のイル・ケッチャーノでは乾麺を出しているのに対し、こちらはやはり手打ちパスタで、差別化を計っているそうです。
渡り蟹からの出汁が表面積の多い平麺が吸い込み、お腹も一杯になりつつありますが、食べ進めたくなる美味しさです。

○丸山さんの仔羊

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美味しいと評判の丸山さんの手塩にかけて育てた仔羊。
評判通りの納得の味でした。ゆきむろしたジャガイモがホクホクとして甘さもあり、美味!

○牛タン 牛蒡ピュレと牛蒡チップス

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牛タンは柔らかく煮込まれ、牛蒡と一緒にいただくと、和の面持ち。
牛蒡チップがまた美味しく。
ただ、これからまた料理が続くような、ちょっと前菜のような感じのお皿だったので、羊が最後の方が最後らしいような。

○フィーノ ノンアルコール白ワインのソルベ

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さきほどの流れでなんとなく口直しかと勘違いしてしまいましたが、プレデセールでした。
ノンアルコール商品がヒットしていますが、白ワインにもノンアルコールがあるのですねー。

○丸山さんの山羊のミルクで作るリコッタチーズケーキ 花びらジャム

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こちらもイル・ケッチャーノで取り扱いのあるケーキに、花びらジャムを添えて。
アル・ケッチャーノは予約が取りにくくても、隣でフォカッチャなり、ケーキなりを購入できるので、嬉しいところ。
散らされているのはピスタチオではなく、だだちゃ豆のフリーズドライ。そんなところは庄内素材にこだわりを感じますね♪

ただ、隣のリピーターさんが初めてアル・ケッチャーノで食べて、同じものが出てきたとしたら、なんとなくショックのような?

職業柄ついつい、そんなことまで考えてしまうのは不幸なところです。

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奥田シェフは隣でウェディングの貸し切りパーティーで腕をふるった後、食事も終盤になりつつある各テーブルに挨拶に回っていらっしゃいました。

スカイツリーのソラマチにも出店をプロデュースしており、ますますお忙しい様子。
31Fは「ラ・ソラシード」、ソラマチ広場に面したカフェ「ファミレード
これまた響きがイタリア語のようでイタリア語ではない、奥田シェフらしいネーミング!笑

こちらは「あくまでもプロデュース」だそうで、奥田シェフの流儀としては素材を活かし、加える調味料は最小限にすることなのですが、ソラシードではソースなどを多めに使うのだそうですよ。

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まだまだ広がる奥田ワールド。
その世界観を味わいに、またいつかお邪魔したいと思います。

アル・ケッチァーノイタリアン / 鶴岡)

夜総合点★★★★ 4.0


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