富沢商店さん コラムがアップされました。

金木犀の香りがどこからともなく漂う清々しい季節。
朝晩はだいぶ寒くなってきましたね。

実りの秋、食欲の秋、スポーツの秋…
いろいろなやる気がみなぎる秋ですが、パンの世界でも甘い系のパンが売れ出してくる季節となります。
ちょっと甘いものが欲しくなる季節ですものね♪

前置きが長くなりましたが、今月はブルターニュ地方の郷土パン、クイニーアマンそしてクロッカンです。
先月、ブルターニュ地方へ行ってきたので、早速反映したくなってしまいました(笑)。

バターを折り込むデニッシュ生地の最後の折り込みにグラニュー糖も一緒に折り込むのでカロリーは上がりますが、この作業により、カリカリのキャラメリゼされた表面が生まれます。

今回はこのクイニーアマンに秋の味覚、栗を入れてみました。
マロンペースト、マロングラッセが入ったとても美味しいパン…
いえ、これはお菓子に近いですね。

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そしてもう一つは余り生地でできるクロッカン。

今回はクイニーアマンを作ったあとの余り生地で作っておりますが、クロワッサンを作ろうと折り込みしたけれど、失敗した…なんて場合にも、転換利用できますので覚えておくと便利ですよ!

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クロッカンとはフランス語で「カリカリっとした食感」を現わす言葉なのですが、コトバ通り、中の胡桃もサクサクっと軽く、歯応えを楽しめます。

試作時には、欲張ってマロングラッセなども混ぜてみたのですが、マロンがものすごく固くなってしまい、NG!
マロンペーストは少量加えるとしっとりする部分ができ、それはそれで美味となりました。
ですが本来は「クロッカン」を楽しむもの。

ナッツ系のみ、シンプルで十分みたいです。


ちなみにこのパンの最初の開発者はフランス人ではなく、なんと日本人!
京都の美味しいパン屋さん「玉木亭」の玉木潤さんが最初の考案者でした。
日本人の応用力は素晴らしい!!

これからは折り込みもしやすい季節ですので、是非作ってみてくださいね!
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